おすかわ平凡日常記

整え続ける日々

2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧

最近買った整えアイテム

幸福になるためには、自分にとっての自分の大事さに気がついて、自分が自分を大事にし続ける必要がある。 そして、自分が自分を大事にし続けるために有益なアイテムというものがある。 以下はここ1ヶ月間の間に、私が自分を大事にするために購入した日々の整…

自分とそうでないものの区別

名誉とか財産とかの大きな心配ごとをたいせつなものとして、わが身と同じように考えているというのは、どういうことか。われわれが大きな心配ごとを持つことになるのは、われわれに身体があってこそのことだ。われわれに身体がないということであれば、われ…

地獄めぐりをどこでしようかしらん

もし、われわれが、ゴミのなかで生活しているためにゴミにたいする不快感を感じなくなるなるならば、われわれ自身がゴミをまきちらす人間になる可能性がある。自分の苦しみにたいして無感覚になっていれば、他人の苦しみにたいしても無自覚になりがちである…

人から大事にしてもらえるかどうかという不安

寵愛をうけるか屈辱をうけるか、人びとはそれにびくびくして不安でいる。それは、名誉とか財産とかいった大きな心配ごとをたいせつなものとして、わが身と同じように考えているからだ。 寵愛と屈辱とにびくびくと不安でいるというのは、どういうことか。寵愛…

常にトラブルの渦中にいる人

先生を困らせるのが面白いんです。いつかもお話したように、私に支配感を感じさせてくれるんです M・スコット・ペック『平気でうそをつく人たち』 職場でヘラヘラしながら過ごしていると何かしらの問題が起こる。その問題に自分が巻き込まれることもあるし、…

賢者たちはどうして「貪り」と「見栄」を諌めるのか

感覚的な欲望にとらわれて一時的な快楽を追い求めるとき、人はやがてその刺激のなかに溺れて正常な感覚を狂わせてしまう。色のあることが悪いというのではなかろう。「柳は緑、花は紅」とみればよいものを、五色の世界に眩惑されておのれを失ってしまう、真…

自分は自閉的である、という自覚

自閉症の人は、ある種の現実の問題に無とんちゃくになる。こういう人は文字どおり「自分だけの世界」に生きており、その世界の中で自分が最高の存在として君臨している。 自閉症の究極の姿がナルシシズムである。完全なナルシシストにとっては、他人は心理的…

平凡になることの価値

「道」のはたらきとして、鋭いけばけばしさをおさえて平凡なおのずからなありかたに沿うことである。 最高のまことの善とは、たとえば水のはたらきのようなものである。水は万物の生長をりっぱに助けて、しかも競い争うことがなく、多くの人がさげすむ低い場…

悪を受け入れていく習慣

精神の健全性は、自分より高いものに自分が従うことを要求するものである。この世の中でそれなりに生きていくには、われわれは、ある特定の瞬間に自分が求めているものに優先する、ある種の原理に自分自身を従わせなければならない。宗教的な人にとってはこ…

わざとらしい暮らし

世界の真相を洞察した聖人は、「無為」「不言」の行動に従ってあるがままに自然である。 「無為」は「為すこと無し」であるが、何もしないことではない。ことさらなわざとらしいことをしないで、自然にふるまうこと、人間としてのさかしらの知恵やかってな感…

自称大人の思考パッターン

子供は「いいこと」と「悪いこと」という言葉を覚えるようになる。いい子でいれば――また、いい子でいるときだけ――いつでも完全に受け入れてもらえる、ということを学ぶようになる。こうなると子供は、母親からの愛や受け入れを自分の力で獲得しなければなら…

シンプルな日常のために気がつくべきこと

世俗の生活の中で、私欲にとらわれて現実の利害にふりまわされているのが、われわれである。起伏の多いその波間にゆられて喜んだり悲しんだり、しかしその水底の静かな深みを知るものは少ない。 われわれが日常生活のなかで認識する価値概念はすべて相対的な…

運命の人の見極め方

邪悪性はとくに次のような特性によって識別できる。 (a) 定常的な破壊的、責任転嫁的行動。ただしこれは、多くの場合、きわめて隠微なかたちをとる。 (b) 通常は表面に現れないが、批判その他のかたちで加えられる自己愛の損傷にたいして過剰な拒否反応を示…

自分が外道かどうか

精神的に最も健全かつ最も高い域に到達している人が、普通の人が経験する以上の苦悩に苦しむことを要求されることは多い。偉大な指導者というものは、賢明かつ正しい人間であるならば、普通の人間にははかり知ることのできない高度の苦悩に耐えていることが…

「記号」と「自分の大事さ」の関係

新聞やテレビがニートを問題にするとき、「生涯で得られる収入の差が正社員とアルバイトでは二億円になる」とかそんな金の話ばっかしているが、人生の意味や価値を金に換算しようとは思わないからこそ、プー太郎という人生を選んだのだ。そもそも人生の時間…

努力と方向性

「偉大な」人たち――その偉大さが善に向けられていようと、悪に向けられていようと――を特徴づけているものは、そのきわめて強力な意志だと私は考えている。(中略)キリストの意志はその父である神の意志であるが、ヒトラーのそれは彼自身の意志である。その…

記号と内実

悪は世界を薄っぺらい記号の集まりとしか考えない傾向が強いけれど、善はこの世界が記号の集積でなく、存在する一つ一つにいっぱい内実がつまっていてそれらはどれも取り替え不可能であることを知っている。悪は世界を薄っぺらな記号としか思わないから、世…

日常を病ませる思考パッターン

私が邪悪と呼んでいる人たちの最も特徴的な行動としてあげられるのが、他人をスケープゴートにする、つまり、他人に罪を転嫁することである。自分は非難の対象外だと考えている彼らは、だれであろうと自分に近づいてくる人間を激しく攻撃する。彼らは、完全…

日々の苦しみの利用方法

世界にはびこる苦しみや悲しみの半分以上は、自尊心に対する些細な攻撃や侮辱を受けたり、虚栄心を傷つけられたりすることがきっかけで生まれているのだ D.カーネギー『道は開ける』 ここで言う「自尊心」や「虚栄心」というのは、自分が「自分はこうでなけ…