2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧
女は今日あったことを男に話し、同じ気持ちを分かち合いたいだけなのに、男は解決するべき問題が提示されたと思って、アドバイスをはじめてしまうのだ。自分の話を聞いてもらえない女も、自分の解決策を受け入れてもらえない男も腹を立てる。(中略)男も女…
言う側は相手に正しい行ないをさせたいと思いつつも、そのいっぽうでいつまでも行動を改めないことを願っている。 アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ『嘘つき男と泣き虫女』 相手の間違いを指摘し、相手を責めることは気持ちが良い。 人の過ちを指摘する自分…
朝から晩まで、面白味のない些末な用事ばかりしていると、自分に能力があるという実感が持てない。カーペットに掃除機をかけるのは、誰でもできる。祖国のために生命を捧げた兵士ならば、御影石の記念碑に名前のひとつでも刻んでもらえるだろう。だが家事は…
最近購入した整えアイテムは以下のとおり。 1|玄米 我が家の主食。 栄養満点の万能食。 個人的には精米して貴重な栄養素を削ぎ落とした白米を食べることの方がもったいないと思ってしまう。 今回は別の玄米を購入。 食べるのが楽しみだ。 (まぁ、舌馬鹿の…
言葉というのは概念でありパターンです。目の前に美しい花がある。そして、その花と同じ色・形のものは、この世に一つとしてない。つまり、私たちが出会う花というのは、まさしく字義通りに「一期一会」なわけですね。 ところが、その美しい花は、一瞬で十把…
「誠実性」のコンピテンシーを高い水準で発揮している人は、外部から与えられたルールや規則ではなく、自分の中にある基準に照らして、難しい判断をしています。この基準が長期にわたってブレない、一種の判断軸になっているわけです。 自分なりの「美意識」…
「生産性」だけが問われ、人望や美意識は問われない、 ということです。 こういったわかりやすい階層性、どうすれば上に行けるのかが、明確なシステムは、前述したオウム真理教の仕組みと非常に類似しているんですね。 わかりやすいシステムを一種のゲームと…
現代社会における消費というのは、最終的に自己実現的消費に行き着かざるを得ないということであり、それはつまりすべての消費されるモノやサービスは、ファッション的側面で競争せざるを得ないということです。 このような側面から考えてみると、私たちはも…
最近変えて良かったことは以下の2点。 1|休日の昼飯をすっきりさせた 仕事がある日の昼食は、玄米おにぎり1個と味噌汁(スープジャー)のみ、という軽いものにしているのだけれど、休日の昼食は玄米と野菜たっぷり味噌汁(丼1杯分)とスクランブルエッ…
よく「選択と集中」ということが言われますが、これは同語反復=トートロジーです。選択したものに集中するのは当たり前のことでわざわざ言うまでもない。大事なのは「選択と捨像」、つまり「選択」したら、後は「捨てる」ということです。 一言で言えば「エ…
私は、今後の社会をより良いものにしていくためには、ごく日常的な日々の営みに対しても「作品を作っている」という構えで接することが必要なのではないかと思っています。 山口周『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』 「作品」と言うには及ば…
連休中はいつもの休日ルーティンで終了した。 家事 運動 読書(インプット) 瞑想 情報発信(アウトプット) これらは特に金もかからなければ、特別な資格もいらなければ、特別な環境もいらない。 一人でできるし誰でもどこでも何歳からでもできる。 正直、…
(小林秀雄は)「迷信」というと、非科学的、非論理的なものと考えられてしまっているが、そんなおかしい話はなく、むしろそれは全く逆であり、非科学的、非論理的なものを迷信と決めつける方こそが科学主義という迷信だ、と喝破したのでした。私はこれに深…
この世に、果てはなく、同意にて、この自分に果てはないのだから、「自分以外」というものは無く、なんだか素晴らしいものが他所からやってくる、別の場所から降りてくるなどはあり得ません。 このような物言いだとあまりに味気ないですが、すべてが自分にあ…
わが国の競争力が低下しているとか、このままでは他国に引き離されるとか言う言説が当たり前のようになっていますが、何がどうなったら競争力が上がったとか下がったとかいうのですか、どうなれば勝ちでどうなれば負けなのですか。暮らしが豊かになるとはど…
生きるとは、白色の世界を塗る営みだと認めるなら、それは、自分の問いの深さ、懐疑がいかほどのものか、それがそのままその人の人生、生き様となります。その問いが充分深ければ、すなわち本質的であるなら、それは常識的に生きる人を深く納得させることに…
先日、座椅子とローテーブルを捨てた。 私の部屋には別に机と椅子がすでにあって、座椅子は瞑想するため、ローテーブルはちょっとしたものを置くためにしか使っていなかった。 ふと、あまり使っていなのだからもう捨てても良いのかもしれないと思って捨てた…