2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧
先日、革靴を購入した。 購入したのはリーガルの2504というモデル。 このモデルはロングセラーらしく、日本のサラリーマンにとっては定番の1足らしい。 「日本製」「定番」「ロングセラー」そういうものに私は弱い。 ガラスレザーでゴム底なので雨の日もあま…
真に革命的な革命は、外の世界ではなく、人間の魂と肉体の内側で起こる。革命の時代に生きたサド侯爵は、ごく自然に同時代の革命理論を使って、自身の特異な狂気を正当化した。 オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』 私たちは自分の外の世界を一変させ…
「ひどい仕事? しかし彼らはそうは思っていないよ。逆に好んでやっている。楽だし、子供でもできる単純なものだ。頭脳にも筋肉にも負担が少ない。さほど疲れない作業を七時間半やれば、ソーマがもらえて、ゲームや制約のない性交や、触感映画が愉しめる。こ…
バーナードは成功に心地よく酔い(良質の陶酔作用を持つ物質を摂取したときと同じだ)、これまで強い不満を抱いていた世界と完全に和解した。こちらを重要人物と認識してくれる限り、この世界の秩序もいいものだった。もっとも成功によって和解したとはいえ…
下層階級と接するときにはいつも自分の身体の欠点を意識させられてしまう。”僕は僕だ。でもそうでなかったらどんなにいいだろう”。この異常に過剰な自意識が苦しくてたまらない。デルタの顔を見るときに、自分の視線が下ではなくまっすぐ前を向いているのを…
Refaのシャワーヘッドを購入した。 シャワーヘッドなのにすごく高級感がある箱に入っていて少しビビる。 付属品は、取り扱い説明書や保証書等の書類とアダプターと穴面を掃除する時に使うオープナー。 ちゃんとしているっぽい証明書もついてきて少しビビる。…
私は献血が好きで、定期的に献血をするようにしている。 なんとなく学生時代に始めて、献血ルームや献血カーを見かけたら献血をする感じだ。 東京に来てからは行きつけの献血ルームがあって、そこに3ヶ月に1回位のペースで通っている。 献血は何か気持ちが…
サクラソウや自然の景色には重大な欠陥がひとつある、と所長は指摘した。それは無料で愉しめる点だ。自然の愛好は工場に需要をもたらさない。そこで、少なくとも下層階級に関しては自然の愛好をやめさせることにしたのだ。自然の愛好はやめさせるが、交通機…
素早く心から謝ることは、高潔な人格をとても必要とする行為である。基礎的な原則や自分の価値観からくる深い内的な安定性がなければ、誠心誠意をもって謝ることはできない。 内的な安定性に欠けている人には、とてもできないことだ。なぜなら、謝罪しようと…
一般的な傾向として、人は自叙伝に照らしてみて、自分は他人のニーズや欲求が分かっていると思い込むことが多い。つまり、他人の行動を自分の考えやパラダイムを通して解釈するのだ。 スティーブン・R・コヴィー『7つの習慣』 私たちは自分の経験に基づき…
先日、革靴を購入した。 購入したのはジャランスリワヤの98321というモデルで値段は約4万円。 私は仕事の時は革靴を履くため、革靴というのは私にとって日用品ということになる。 革底のものはすでに持っているため、今回ゴム底のもの、具体的にはダイナイト…
数百万ドルという富を築きながらも延々とそれを失う不安に付きまとわれていたのだから、体を壊してしまうのも無理はない。遊んだり楽しんだりはしようとせず、劇場にも行かなければトランプもせず、パーティに出かけることもしなかった。マーク・ハンナが「…
ローマの偉大な哲学者セネカは、こう言っている。 「満たされない者は、世界を手に入れても満たされることがない」 忘れてはいけない。もしあなたがアメリカ全土を手に入れ、そこに囲いを作って大量の豚を飼ったとしても、あなたは一日に三食しか食べられず…
すべてを犠牲にして、自分は、この国は何を得たのだろう。何が好転したのだろう。 小川哲『地図と拳』 先日、手塚治虫の『ヒトラーに告ぐ』を読んだ。 ナチスの思想の中では「アーリア人」は「価値のある存在」とされ、ユダヤ人は「価値のない存在」とされ、…
人間関係に大きな力を発揮するテクニックが本当にあるとすれば、それは真に自立した人格から自然にあふれ出るものでなければならない。だから、関係を築き始めるべきところはまず自分の内面であり、自分の影響の輪の中心であり、自分の人格を育てることであ…
日常を整える習慣として整理がある。 整理というのは「使っていないものを捨てる」というもので、これを習慣にすると日常が一気に整う。 整理のメリットを乱立していこう。 ・ものが減る ・使わないものを買わなくなる ・お金に余裕ができる ・時間に余裕が…
憎悪というものはいくらしたところで相手になど及ばず、むしろ自分に跳ね返って昼も夜も地獄へと変えてしまうものなのだ。 敵に仕返しをしようとしてはいけない。仕返しをしても、深く傷つくのは自分のほうだからだ。 D.カーネギー『道は開ける』 私たちは何…
繰り返して言うが、人の問題に関しては、短絡的に能率を考えることはできない。人に対しては効果性を考え、物に対しては能率を考えるべきである。私は、自分と違う意見を持つ人に対して、能率的に相違点を処理しようとしたことが過去に何度もあったが、うま…