おすかわ平凡日常記

整え続ける日々

経済的に安定する習慣――モノを減らす

今週のお題「マイルーティン」

 

経済的に安定した生活というのは毎月の収支が黒字の生活のことを意味するのだけれど、毎月の収支を黒字にするためには、何も特別なことをする必要はない。

 

極々平凡なことを習慣にすれば自ずと月々の収支は整ってくる。

収支だけでなく、生活全般が整ってくる。

 

私が日々の習慣としているその極々平凡なことの一つが「モノを減らす」ことだ。

 

モノを減らす時の基準は、使っているモノは残し、使っていないモノは手放す

 

手放したくないモノはちゃんと使う。

使うことができないモノは手放す。

 

この基準で少しづつ減らせるモノがないかを探し、実際に手放していけば、結果的にそれほど多くのモノは残らなくなる。

 

そして使う頻度の高い、本当に大事なものが手元に残る。

 

私たちの時間は有限だ。そして、モノを使うためには時間がかかる。

 

つまり、多くのモノを使うためには多くの時間が必要になる。だがしかーし、何度も言うように我々の時間には限りがある。我々は余計なモノに使えるほど無尽蔵に時間を持っているわけではないのだ。

 

このことに気がつくと、何かを手に入れようとする時に、それをきちんと使う時間をおいどんは十分に持ち合わせているかしらん、と自問自答するようになる。

 

今服を買おうとしているが、この服を買って、この服と今すでに持っている服をきちんと着続けてあげることができるだろうか?

 

今本を買おうとしているが、この本を買って、この本と今すでに読み始めている本をきちんと読んであげることができるだろうか?

 

ブロッコリーを買おうとしているが、このブロッコリーを買って、このブロッコリーと今すでに冷蔵庫にある食材をきちんと使い切ってあげることができるだろうか?

 

このように自分に問いかけられるようになると、モノの購買速度が一気に減速するし、ついには物欲がわかなくなってくる。何かを買うとしたら、使い古したものを買い換える時くらいだ。

 

もちろんこれまで持っていなかったものを買うこともあるが、買ったら終わりではなく、高頻度で使うことを見越して買うし、実際に高頻度で使うので、自然とコスパが高くなり、ほんまに買って良かったなー、としみじみと思え、満足度も高くなる。そして使わなくなったら手放す。

 

モノが増えない、モノが少ない生活を送ることによって、モノをただただ手に入れるためだけに使われる時間やお金の量が減ることになる。当然、無駄な支出が減り、支出が安定してくる。

 

というわけです。

 

私も定期的に、使っているモノは残し、使っていないモノは捨てるという基準でモノを整理するようになってから物欲が一気に減り、少ない給料でも十分楽勝で暮らせるようになってきた。

 

経済的に安定した生活を送るためには、収入を倍増させることよりも、まずはモノを減らす習慣を身につけて支出を安定させることの方が先決なので、是非やってみてください。