『エフォートレス思考』を読んで学んだことを書き出してみる。
① 努力や根性を美化しない。
② もっと楽な方法はないか考えてみる。
③ もっと楽しくやる方法はないか考えてみる。
④ 自動化できないか考えてみる。
⑤ やることの上限を決める。
⑥ 自分でコントロールできることに集中する。
① 努力や根性を美化しない。
これはまぁ端的に言うと頑張り過ぎないということだ。
もちろん一定の努力は必要なのだろうけれど、頑張れば頑張るほど結果が出るというものではない。
経済学には「収穫逓減の法則」というものがあるらしく、その意味するところは、入力の量が一定量を超えると、いくら入力を増やしても出力が増えなくなる。
何事もほどほどにってことだな。
② もっと楽な方法はないか考えてみる。
我々は今のやり方しか方法はないと思い込んでいるとことがあり、それによって不便や不満を感じていても我慢して継続してしまうが、その際になんとかして立ち止まり、もっと楽で簡単な方法はないだろうかと考えてみる。
③ もっと楽しくやる方法はないか考えてみる。
何か味気ないもの、つまらないものを楽しいものにできればそれに越したことはない。
例えば私は掃除中や調理中や靴磨き中はYoutubeで好きなチャンネルを聞いている。おかげで掃除や調理や靴磨きを苦もなく行うことができている。
あとは労働時間を楽しく過ごす方法を見つけられれば最高である。
④ 自動化できないか考えてみる。
自動化は何も機械を使う必要はない。人に頼むという方法もある。
私は職場にて自分がこれまで担当していた業務を分解し、マニュアル化し、嘱託職員に分散させた。
おかげでその業務から完全に開放された。
しかしながら別の業務を担うことになった。まじで有無同然である。
自動化と聞いて真っ先に思い浮かぶのが、積立投資だ。
一度設定すれば、自動で資産運用をやってくれる。実に楽である。さらにクレジットカードと紐付ければ、ポイントが付与されるので、そのポイント分は事実上の不労所得となる。ありがたいことである。
また、何らかの問題が発生した時、時間を惜しんでその都度問題を誤魔化すのではなく、多少の時間はかかっても根本的な解決策を講じるべきだ。これも自動化の一つで、そうすれば、以降は同じ問題に悩まされることがない。自動で問題が解決される。
⑤ やることの上限を決める。
何かを身につけたり、達成したりするにはそれを継続できることが最優先だ。
そして、人間は何かをやり過ぎると嫌になる。そうすると継続が困難になり、何も実らない。
何事も自分に無理のない量を定め、継続的に淡々とこなしていけるようにしよう。
⑥ 自分でコントロールできることに集中する。
自分でコントロールできることと、コントロールできないことをしかと見極め、コントロールできないことを変えようとして気力も体力も消耗しないようにしていきたい。