おすかわ平凡日常記

整え続ける日々

愛用している歯ブラシ1選【坂部ブラシ】

私は4ヶ月に一度、歯の定期検診を受け、歯の掃除をしてもらっているのだけれど、歯の掃除をしてもらう前に歯科衛生士さんから歯の汚れ具合を教えてもらえる。

 

私は親知らずが全てきれいに生えており、よって親知らずの奥側が非常に磨きにくい状態にある。そのせいもあってか、定期検診の度に、上の右奥の親知らずだけ磨き残しがあるということを毎度のごとく指摘されていた。

 

あとは特に目立つものではないほどの若干の着色汚れが報告される程度である。

 

しかしながら、先日、定期検診に行ったところ、歯茎もきちんと引き締まっており、磨き残しは特にないとのことであった。毎朝コーヒーを飲んでいるので若干の着色汚れは致し方ない。

 

なぜ今回は磨き残しが見られなかったのか、それにプラスして歯茎の良好な締まりが報告されたのかというと、それはおそらく歯ブラシをしっくりくるものに変えたからかもしれない。

 

私は特に歯ブラシにこだわりがなく、一月に1回のペースで毎回気まぐれで歯ブラシを変えていたのだけれど(毎回、自宅用と職場用の2本を買うようにしている)、ようやっとしっくりくるものに巡り会えた。


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その歯ブラシは、坂部ブラシの「奥歯のウラに届く穴あきハブラシ」という歯ブラシで、たまたま立ち寄ったマイナーなチェーン店みたいな感じの雰囲気的なドラッグストアで見つけて試しに買ってみた。

 

(この歯ブラシを取り扱っているドラッグストアはなかなかなく、諸行無常の理によって転勤・転居となった場合にはネットで買うしかないかもしれない。と思って調べてみると、東急ハンズでは取り扱いがあるらしい。)


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この歯ブラシにはヘッドの中心部に穴が空いていて、そこを中心にブラシの毛が広がり、歯をいい感じに鷲掴みにするため、奥歯の奥まで磨きやすくなる。

 

そして、その穴のおかげでヘッド自体が非常に乾きやすくなり、穴の空いていない歯ブラシより衛生的でもある。

 

見た目や色や質感もシャレオツで、握り心地も良い。また、柄が大きくカーブしており、その点も奥歯の奥まで届きやすい理由となっているらしい。グッドデザイン賞という何となく賞も取っているらしい。

 

この歯ブラシを使い始めた時、歯茎に若干の痛みを伴う気持ち良さを感じた。

 

それはこの歯ブラシの毛の先端が歯と歯茎の間、つまり歯周ポケットの中まで入り込み、しっかり汚れを掻き出している証左でもある。歯周ポケットに汚れがたまり続けると歯肉が炎症を起こし、歯周病になり、口内がアッパラパーになってしまうからな。ありがたいことである。

 

歯周ポケットをいい感じに刺激されている感覚も、何度か磨き続ける内に無くなってくる。おそらくそれは歯周ポケットから汚れが悪さをする前に定期的に排除され、歯周ポケット内の炎症が治まるからだ。そしてそれに伴い歯茎が引き締まってくるからだろう。

 

しかしながら、この歯ブラシには注意点もあって、歯磨き粉をつけ過ぎたり、ブラシの中心部につけてしまうと、歯磨き粉によりその穴が塞がってしまうことがある。ブラシの広がり具合には影響はないが、乾きやすさや衛生面には決定的な影響がでるので、歯磨き粉は少量をブラシの中心を避けるようにしてつけたほうが良い。

 

とにもかくにも、私はこの歯ブラシを気に入ってしまった。歯磨きは少なくとも毎日3回行う日常的な行いであり、使う頻度が高いものはなるべくお気に入りのものにしたい。それが実現された。ありがたいことである。

 

歯というのは自分にとってとても大事なものの一つで、それは大事であるから大事にしていく必要がある。私はそれに気づかず、歯を粗末に扱ってきた時期があり、そのせいで何本かの歯に詰め物をせざるを得ない状況を作ってしまった。まじで反省である。

 

歯をケアするには、歯ブラシだけでは不十分で、フロスや口内洗浄液、そして歯医者での定期的なクリーニングが必要になるが、その価値は十二分にある。

 

口内ケア、これからも心がけていこうと思う。