私は日帰り登山用の靴を少し持て余していたのだけれど、朝の散歩を始めてからその靴の稼働率が上がり、良かったなーと思っている。
その靴は1年の内の温かい時期に2〜3回行く日帰り登山用の靴で、特に今年は1回しか行けていないのでなかなか出番がなかったのだけれど、今では毎日履くことができている。
私は使っていないものは捨てることにしているため、このままではその靴もゴミ箱行きかも知れへんどすなーと思っていたのだけれど、今ではそんな心配はなくなり、楽勝で「普段使うもの」になっている。
ちなみにその靴はサロモンというメーカーの靴で、履き心地が良く、靴紐もすぐに結べるし、ゴアテックスなので雨の日も楽勝で使えるし、ソールもしっかりしているので雪の日の散歩も問題ない。散歩用として申し分のないスペックでござる。
普段あまり使わないものに、より多く使えるような何らかの使い道を見つけてあげることはなかなか難しい。
私は使っていないものを定期的に捨てているので、基本的には使っているものだけが私の手元に残ることになる。そしてその残ったものの中には確かに使うのだけれどその使用頻度が極めて低いものもある。
例えば、登山靴、ネクタイ、不燃ゴミ用の袋、体温計、日焼け止め。
登山靴については無事に使用頻度を上げることができた。
ネクタイは昨年度から職場の服装規定が緩和されたので、ネクタイが苦手な私はよほどのことがない限り着用しないのだけれど、やはりどうしても着用しなくてはならない場面が何度かはある。
残りの3点は、まぁそんなものだろうという感じだ。
確実に使うけれど使う頻度があまり多くないものについては、より頻繁に使える使い道が見つかったらラッキーくらいで、見つからなかったら見つからなかったでそれはそれで仕方がない。
「使っていないにも関わらず手元に残しておく」という選択に比べたら、確実に使っている分だけ遥かにましだ。
「使っていないにも関わらず手元に残しておく」というのは、ひねり出すべき糞便をまだ吸収できる栄養があるかもしれへんどすと体内に留めようとしているようなもの、それが習慣となり便秘になっているようなものなのしれない。
私が毎朝快便をかますことができているのは、まず第一に玄米味噌汁生活のおかげというのが多分にあるが、それに加えて、使っていないものは捨てるという整理習慣のおかげで糞便を始めとする使わないものへの執着が減っていっているからかもしれない。
日常生活が便秘状態になっていたとしたら、ネバギバの精神で使っていないものを排泄していくしかない。
その排泄活動は人間の根本活動である寝ること、食べること、排泄することの一つに当たるのかもしれない。
寝て食べて排泄する存在の私として、今日も排泄活動をきちんとやっていこうと思う。