おすかわ平凡日常記

整え続ける日々

【愛用品】菜箸と雪平鍋を新調した

菜箸と雪平鍋がボロボロになってきたので、先日新調した。


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これまで使っていた菜箸は100均のもので、鍋はその辺の量販店で購入したものだったのだけれど、どちらも日本製の少し良いものに買い替えた。


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私は基本的に毎日自炊をしており、毎日必ず味噌汁を作る。

 

つまり、私にとって菜箸と雪平鍋は毎日使う大切な日用品ということになる。

 

仏教では非日常よりも日常を大事にするようにと説かれている。

 

我々は刺激や優越感を得るために非日常に憧れるが、非日常は求めたところできりがないし、非日常による幸福感は一時的なものに過ぎない。

 

非日常を味わったところで、我々は必ず日常に戻らなければならない。

 

また、非日常は一時的にしか成り立たない。

 

非日常は長期間続くと色褪せてしまい、日常と化してしまう。

 

つまり、日常からは決して逃れることができない。

 

この厳然たる現実を踏まえると、日常を大切にし、日常を有意義で満足度の高いものにしていくしかないじゃんけ、というのが仏教の説くところなのであーる。

 

んじゃあ、日常を大事にするにはどうすればいいのか。

 

まずは整理をして使っているものは手元に残し、使っていないものは手放す。

そしてモノを厳選していく。

ものを最小必要量にまで減らしていく。

菜箸ならいくつも持つのではなく、1つに絞る。

 

買う時は毎日大事に使えるように、こだわりをもって選び、良質なものを買うようにする。

 

忘れてはいけないのは、目的は自分が毎日大事に使うためであり、人にひけらかして優越感に浸ることではないということ。よって、ブランド品である必要は全く無い。自分が毎日大事に使っていきたいもの、毎日心地よく使っていけそうなものを選ぶ。

 

もの減らし、ものを厳選し、それらを大事に使っていくことで、日常が安定してくる。それは我々の心の中に「大事にしたい」という気持ちが徐々に醸成されてくるからだ。

 

その気持ちに従って身近なものや人を大事にすると、自分が大事にされるという世界ができてくる。まじでありがたいじゃんけ。

 

というわけで、仏教の助言に基づいて菜箸と雪平鍋を購入したわけだ。

 

無論、古いものは手放した。

 

長く大事に使っていこう。