先日、スーツ用のベルトを購入した。
これまで使っていたものは中国製の人口皮革のもので、それはそれで何の不満もなく普通に使っていたのだけれど、諸行無常の理による経年劣化によって、穴の部分の裂け目がひどくなってきたので、さすがに買い換えることにした。
購入したの「タバラット」というブランドのベルトだ。
日本製で、スイスの天然皮革と日本の天然皮革(姫路レザー)が使われているらしい。
デザインもシンプルで、「誰にも何の印象も与えない」ことを服装のモットーとしている私にとっては丁度いい。
値段は1万円ほどで、これほどのベルトはこれまで持ったことがないが、仕事の時は毎回使う極めて使用頻度の高いものなので、その価値は十分あると判断した。
使用頻度の高いもの、つまり、ないと非常に困る大事なものへの出費は惜しまない方がいいからな。
このベルトはサイズ調節ができるので、ハサミで余分なベルト部分を切り落としたのだけれど、その断面図を見てみると、これまで使っていた人工皮革のものと全然違うのでびっくらこいた。
違いは以下の写真のとおり。
人工皮革のもの(従来使用品)。
天然皮革のもの(今回購入品)。
人工皮革の方は皮革の部分が薄っぺらく、すかすかな感じであるが、天然皮革の方は2種類のレザーがみっちりと芯材を挟み込んでいるのがわかる。
いやー、いいものを買うことができた。ありがたい。
これから長く大事に愛用していこう。
P.S.
使用する前にデリケートクリームも塗っておいた。