おすかわ諸行無常日記

人生まじで諸行無常

誰かのせいにするのではなくシステムを見直すこと。

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昨日『ファクトフルネス』という本を読み終えた。


とても学べることの多い有意義な本であったため再読しようと思う。


同書では、我々人間凡夫には物事をきちんと把握することを妨げている本能が備わっているという。


その本能がどのようなものであるのかを事前に知っておき、その対処法を心得ておけば、世界の見方の歪みを大幅に改善できる。


『ファクトフルネス』では問題の本能がいくつか紹介されているのだけれど、一番印象に残ったのは、「犯人探し本能」というもので、何か悪いことが起こっている時、その根本原因を特定の誰かのせいにしてしまう本能だ。


しかし、大きな問題の原因を特定の他人のせいにし、その人を懲らしめたところで、問題は根本的には解決しないことが多い。また別の人間が同じ問題の原因にされ続けるだけである。


不況の原因を首相のせいにし続ける愚民と同じである。


同書では、誰かのせいではなくシステムに注目し、そのシステムを見直せと勧められている。


同感だ。


私が所属している部署でも、ある業務のやりにくさについて、とある人(Aさん)のせっかちな性格のせいであると多くの人が思っていた。Aさんが変わればもっと仕事がやりやすくなると。


しかし、その業務のやりにくさはAさんの性格のせいではなく、業務フロー、つまりシステムのせいであることがわかった。


そのシステムを導入している限り、誰であろうとせっかちにならざるを得なくなるのである。


よってシステムを変えてみた。


すると、何の問題も起こらなくなった。Aさんのことをせっかちだと言う人もいなくなった。Aさんもせっかちではなくなった。業務も無理なく円滑に進んでいる。


何か問題が起こったら誰かのせいにするのではなくシステム(仕組み)を見直してみる。


この心がけは本当に有効だ。


これからも肝に銘じていきたい。