おすかわ諸行無常日記

人生まじで諸行無常

割合で把握する習慣

私の職場には新型コロナウイルスに対して過度に恐れいなないている人がいて、その人を仮にAさんとすると、Aさんは毎日のように「今日の感染者数」を課内に知らせてくれる。


ある日「今日の感染者数は京都府で約1000人どす!」と言っていたので、私はAさんを安心させようと机の引き出しから計算機を取り出し、「京都府の人口が約255万人だから1000割る255万で約0.0004、つまり約0.04%の人が今日感染したということになるので、残りの約99.96%の人は大丈夫なわけだから、Aさんそんなに心配しなくても大丈夫です。」と返答したのだが、その返答は「ないわー」の一言で一刀両断された。


時折読む新聞には感染者数しか掲載されておらず、感染者数が占める全体の割合は乗っていない。感染したとしても、その際の重症化率や致死率も掲載されていない。


世の中には分子の数字だけが独り歩きしていて、その分母を考慮すればより実態がつかみやすくなると思うのだけれど、割合で物事を把握するという視点が欠落し過ぎている。


私はそもそも新型コロナウイルスには興味がないので、コロナ関連のそれぞれの割合を調べようとは思わないが、人の思考パターンには興味があるので、分子だけを言ってきた人に対しては割合で返答し、どういう反応を示すのかを見るのは面白いかもしれない。


とは言ってもAさんのように若干ヒステリー気味になっている人に向けて「割合はー」と返答すると嫌がられるので、その辺は気をつけていこう。