おすかわ平凡日常記

整え続ける日々

節約が捗っている理由5選

私は周囲の人間と比べると節約が捗っている方だと思うのだけれど、どうしてなのか考えてみたら以下の5点を実践しているからなのではないかと思った。

1.自炊をする。


全ての食事を既製品で済ませると、そのコストは馬鹿にならない。


朝は300円、昼は500円、夜は600円、食事をコンビニや外食に頼ると、どんなに安くてもこれくらいはかかる。1日1400円。1月42000円。私には無理だ。それに栄養も偏りがちになるし、健康にあまりよろしくない。


しかーし、自炊をすると、一人暮らしであれば、1月の食費を相当抑えられ(私の場合、月に1万〜1万5千円)、さらに食材選びにも気をつければ栄養も調整することができる。


それに淡々と食材を切ったり調理をする時間は意外と良い時間でもあるし、なぜだかわからないが自分で作った料理はよりおいしく感じられる(自惚れ、つまり仏教で言うところの「慢」の効果かもしれない)。


朝は、バナナ、ヨーグルト、白湯

昼は、おにぎり、味噌汁

夜は、白米、味噌汁(野菜かなり多め)、漬物、たまに納豆


日中の飲み物はタンブラーにお茶を入れてすませている。


以上が私の普段の食生活の型であるが、「自炊」と言っても特段手の込んだことはやっているつもりはない。しかし、その節約効果は絶大である。


無論、たまに外食もするし、飲みにも行く。


しかし、自炊を習慣にしておいて悪いことは一切ないと思う。

2.ふるさと納税を活用する。


ふるさと納税は、「事前に住民税を納めれば、税金が実質かなり安くなる」という制度だ。


仮に今年度5万円をふるさと納税として納めたとすると、次年度の住民税が4万8千円安くなる(この差額の2000円はふるさと納税額に関わらず常に一定)。


そして自治体からは5万円の約30%相当の返礼品が送られてくる。


つまり、費用2000円で約15000円分の返礼品を受け取れるというわけである。


これは使わない手はない。


さらに楽天市場ふるさと納税を行えば、ポイントも還元されるので費用2000円が実質的にかからない場合さえある。これは使わなければ損だろう。


注意点は自分の年収からふるさと納税の限度額をきちんと把握することだ。これはWeb上にシュミレーションサイトがあるので簡単に把握できるので楽勝である。


私はふるさと納税の返礼品は米や日用品を選ぶようにしている。


そうすることで日々の米代・トイレットペーパー代等はタダだ。


これでさらに節約が捗る。


無論、米や日用品だけではなく、ちょっとした贅沢品を選ぶこともある。これはこれでお得感が味わえて良い。

3.定期的に掃除をし、ものを捨てている。


私は2週間に1度、部屋を掃除している。


掃除を習慣にしていると、掃除中に邪魔なものが目につくようになってくる。


そうしてこれって本当に要るのだろうかと考えるようになってきて、ものを捨てられるようになってくる。


以前は気にならなかったものが、今では本当に要るのだろうかと考える対象になっていることはよくある。


先日も、これまでおよそ1年間気にならなかったマウンテンパーカーが気になるようになり、結局捨てた。おかげですっきりした。


そしてこのすっきりした感覚が気に入りはじめると、あまりものを増やしたくなくなってくる。


そうすると、余計なものを買わないようになってくる。


そしてその分、節約が捗る。ありがたいことである。

4.買うのであれば上質なものを買う


余計なものは持ちたくないが、私は煩悩具足の凡夫であるため、当然必要なものもあるし欲しいものもある。


そして、必要なもの・欲しいものは、本当に必要なのか・本当に欲しいのかを吟味した上で、無理のない範囲でなるべく上質なものを買うようにしている。


低品質のものを買うと、使用する度ごとの満足度が低くなりやすい。そうすると、不満を覚え、また別のものに目移りしてしまう。そうして買ったものも低品質のもので、使う度に不満を覚え、また買い換える。


この無限ループにはまり込まないためには、最初から上質なものを買えば良い。


上質なものを買うと、最初の出費はそれなりにするが、使用する度ごとの満足度は非常に高い。すると、他の製品に目移りしにくくなる。一つのものを長く使うようになる(良いものは長く使えることを想定されているので耐久性も高い)。愛着が湧く。すると自然と買い換える頻度が一気に下がるので、その分節約が捗る。


ここでいう「上質」というのは、ハイブランドということではなく、「作りがしっかりしている」、「作りが丁寧」ということなので、虚栄心を原動力にしてものを選ぶのではなく、機能性を軸にものを選ぶと良いと思う。

5.趣味にお金がかからない。


休日は基本的に本を読んだり運動をしたり、カフェで勉強をして過ごすこと多い。これらは私にとってリラックスできる時間をもたらしてくれる。


たまに登山にも行くし、近くに海があれば釣りに行くこともある(今は近くに海がないため釣りには行けていないが・・・)。


趣味というものがある種の充足感をもたらしてくれる活動という意味だとすれば、読書も運動も勉強も登山も釣りも私の趣味ということになるが、これらにはほとんどお金はかからない。


読書は書籍代がかかるが、新品で購入しフリマアプリで売れば楽勝である。


勉強はカフェ代がかかるが、それは1回500円程度だ。たかが知れている。


運動については、すでに道具は揃っているので、かかると言えばプロテインと牛乳代くらいである。


登山も釣りも基本的な道具は揃っているので、かかると言えばその時々の食料やエサ代と交通費くらいである。


幸か不幸か、私にとってのいい時間の過ごし方には金がかからない。


金がかかるからといって、興味のある何か別の趣味活動を我慢しているわけでもない。 面白そうなことがあったらとりあえずやってみたい感じである。



というわけで私の節約が捗っている理由について考えてみたが、節約したお金を貯め込むだけでは気持ちが悪いので(無論、一定額の貯金は大切だが、貯金を趣味のようにはしたくない)、良いお金の使い方についても日々試行錯誤していかなければならない。


そんな日々だ。