『一汁一菜でよいという提案』という本を読み始めた。
食事の型として、ご飯に味噌汁それから漬物、これで十分であるということであった。
私は基本的にシンプルなことが好きなので、ものすごく共感できる。
この本によると、とりあえず野菜等をぶっこんで味噌汁を作りなさい、それでまじでOK、ということで、おしゃれぶっていない庶民的な味噌汁が多数紹介されているのだけれど、料理番組のように事細かい分量は示されていない。
テキトーに具材をぶっこんみ、火を通し、そこに味噌を溶かすだけでいいのだから分量もくそもない。
まじでシンプルだ。
早速、労働帰りのスーパーでテキトーにいんげん豆、ブロッコリー、しめじを買い、それらを鍋に雑に放り込み、さらにそこに冷蔵庫に常備してある大根とごぼうと玉ねぎとしいたけの干し野菜を加え、しばし湯で、そこに味噌を溶かして味噌汁にしたが、これがとても美味しかった。
白米と納豆と味噌汁とちりめん山椒(同僚から頂いた京都ならではのおかず)。
ただこれだけの夕食であったが、満足度はとても高い。
『一汁一菜でよいという提案』で言っていたが、自然の食材には余計な手間を加えないほうがおいしく、その分身体の細胞も喜ぶという。
これまで普段作っていた味噌汁も美味しかったが、どうも型にはまっていたような気がする。
それに野菜はサラダにしないといけないとか、炒めものにしないといけないと思い込んでいた。
しかし、これから野菜はとりあえず味噌汁にして摂取すればいいわけだ。
そうするとスーパーで買う野菜の幅も広がるし、余り物をテキトーに放り込んだ結果色々な味の味噌汁を経験でき、楽しくなると思う。
それに一汁一菜なら、食費も今まで以上にかからなくなる。
楽でうまくて健康的で経済的。
最強だ。
これから色んな味噌汁を開拓していこう。