平田商店の革手袋が届いた。
スーツ用の手袋を持っていなかったので、購入することにした。
私は20代のほとんどをニート・フリーターとしてへらへらと過ごし、スーツとは無縁の日々を送ってきたので、いわゆるフォーマルな格好というものに疎い。
疎い分、自分なりに調べてみると、スーツには羊革の手袋が良いらしい。
革手袋に使われる革には羊革の他に、鹿の革や猪の革もあるらしいのだけれど、羊の皮が一番フォーマルらしい。
まぁ、そうなのだろう。
というわけで、羊革で黒でシンプルな日本製の革手袋を探した結果、平田商店の革手袋に落ち着いた。
私はテレビを持っていないし、見ないのでよくわからないが、平田商店というのは「マツコの知らない世界」という番組でも優良手袋メーカーとして取り上げられたらしい。
上品な光沢があり、作りはとてもシンプル。
留め具等もなく、シンプルで良い。
タグやブランド名もなく、シンプルで良い。
革はとてもしなやかで、つけ心地も良い。
程よい薄さというか厚さなので、対極寒対策としては不十分かもしれないが、京都の街中では丁度よい暖かさになると思われる。
同手袋を付けたまま、スマホも難なく操作できる。
価格は8800円(税込み)。
必要十分な機能、気取りのないシンプルなデザイン、丁寧な作りであるため、諸行無常の大波にさらわれて死んだりしない限り、これから何度も迎える冬は毎日のように使用することになる。
そう考えると、ありがたい値段である。
長く大切に愛用していきたい。
この手袋を作ってくださった職人さんをはじめとするあらゆる関係者の方々に感謝です。
リンク
P.S.
おでんでも作るか。